黄砂で花粉症が長引いて悪化

いらっしゃいませ、薬屋です！

黄砂。
春の風物詩といえるほどのんびりしてもいられません。
車や窓が汚れるだけでは済まないこともあります。

花粉症の人が、黄砂が飛ぶ日にアレルギー症状が強くなった、というのは薬屋の店頭に立っていてよく聞くことです。

気象庁の防災気象情報に、黄砂情報（予測図）があります。
日本の広範囲で黄砂を観測し、その状態が継続すると予測した場合には、「黄砂に関する気象情報」を発表しています。

黄砂は1年中、日本に到達していますが、偏西風が強い3～5月が多い時期になります。
ちょうどスギ花粉の時期に重なります。
花粉症だとばかり思っていても、黄砂によるアレルギー反応かもしれません。

黄砂はスギ花粉よりも小さな粒です。
小さな粒が気道を刺激すると、咳が出ます。
喘息の持病がある人は、悪化する要因です。
花粉症などのアレルギー性鼻炎が悪化することもあります。
黄砂対策には、ウイルス対策用のマスクがお奨めです。

スギ花粉は、スギ花粉です。
黄砂は、黄砂だけとは限りません。

明日は、黄砂から考えが及んだことを書きます。
たぶん、薬屋とは関連の薄いことになります。

またのご来店をお待ちしております。