2010年6月24日木曜日

心と体の休息

いらっしゃいませ、薬屋です。

寝苦しい夜、エアコンもつけずに、窓は開けっ放しで寝ることができるような田舎暮らしの薬屋薬剤師です。
そんな田舎の情報紙に掲載されている『健康情報』からの転載(抜粋)です。
昨年の夏に掲載されたものですが、今年は早めに対策を立てましょう。

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心と体の休息

1986(昭和61)年、スペースシャトル・チャレンジャー爆発事故、チェルノブイリ原発事故という大きな事故が続きました。
2つとも、主要な原因のひとつとして『労働者の極端な睡眠不足』が挙げられています。
ぐっすり眠り、すっきり起きるということは、体の疲れが取れるだけでなく、脳のリフレッシュも行なわれ、体も脳も気持ちも爽快な朝を迎えることができます。

睡眠にはリズムがあります。
体も脳も休んでいて深い睡眠状態にある『ノンレム睡眠』と、体は休息しているけれども脳は活動している浅い睡眠の『レム睡眠』です。

このリズムは、1時間半(90分)ワンセットで繰り返されます。
睡眠が浅くなる1時間半の倍数の睡眠時間で起床すると、起きやすく、スッキリと起きられます。

実は、体内時計の1日は25時間です。
それを地球時間の24時間に合わせるためには、朝起きたときに、朝日を浴び、朝食を摂り、体を動かし始めることにより調整します。

夜勤、長時間労働、夜型生活などにより、生活リズムが狂うと、事故につながりかねません。

不眠を抱えている人は5人に1人とも言われます。
不眠症は、精神的な 生活習慣病のひとつです。

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快眠を得るコツ

睡眠は人それぞれなので、完璧な睡眠マニュアルはありません。
基本メカニズムを挙げておきますので、ご自身にあった、快眠法を見つけてください。

● 睡眠時間は人それぞれ
 目覚まし時計がなくても自然に快適に目覚める6~8時間が一般的です。

● 昼寝は20分がベスト
 仮眠は寝すぎないのがコツです。

● カフェイン・寝酒は夜摂らない
 コーヒー・茶のカフェインは眠りを妨げるので、睡眠6時間前から避けましょう。
 寝酒は睡眠中にアルコールが切れて眠りが浅くなります。
 過剰摂取は依存症の恐れがあります。

● 決まった時間に寝る
 体内リズムを狂わせないように、同じ時刻に寝るようにしましょう。起床後、朝日を浴びましょう。

● 寝る直前のお風呂を避ける
 暖まった体温が寝るのにちょうどいい体温に下がるのに2~3時間前がベストです。
 熱いお湯より、ぬるま湯にゆっくりつかりリラックスしましょう。

● 寝る前のテレビ・パソコンを避ける
 テレビやパソコンの画面の光や音が寝つきを悪くします。

※生活習慣を改めても改善が見られない場合、睡眠時間は十分とっているのに、昼間強烈な眠気が襲う場合、「睡眠時無呼吸症候群」「うつ病」など、他の病気の可能性もあります。専門医に相談されることをお勧めします。
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こんなことを書いている薬屋薬剤師ですが、仕事をして、散々脳みそを苛め抜いた後に、ヱビスなどグイッと呑むと、スイッチが切れるように、コテッと寝てしまいます。



気がついたら朝です。
なんて幸せなんでしょう。

ちなみに、上の「快眠を得るコツ」のうち、昼寝(しないので)、テレビ・パソコンの項目以外は、ほぼ生活習慣です。

夕食後に、コーヒーを飲むこともあります。
あまりカフェインの影響は受けない体質のようです。
でも、ココアを飲むと、コテッと寝てしまいます。
どうやら、薬屋薬剤師の睡眠導入剤のようです。

※効果には、個人差があります(笑)

またのご来店をお待ちしております。

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