2010年6月29日火曜日

e-Tax

いらっしゃいませ、薬屋経営者です。

税理士など頼んでいない、田舎の薬屋です。
社会保険労務士も頼んでいません。

「やれといわれりゃ自分でやるさ」という薬屋経営者が税務の仕事も総務の仕事もしています。
会社設立のときも、司法書士など頼みませんでした。

6月のお給料が出ると、税務署と日本年金機構への書類作成が始まります。

税務関係では、源泉所得税の申告です。
零細企業なので、半年に1度の申告です。
国税電子申告・納付システム( e-Tax イータックス)を使います。

このシステムの広報が、お役所仕事といえばお役所仕事です。

書類に同封されてくる『詳しくは、e-Tax のホームページで http://www.e-tax.nta.go.jp/ 』。
このHPを見ると、手順は概ね以下のような作業です。

1.電子証明書を取得する
2.開始届出を提出する
3.利用者識別番号等を取得する
4.e-Tax ソフトをダウンロードする
5.初期登録を行なう
6.電子申告・納税を行う
7.受付結果を確認する

これを見ると、「なんだ。今日やろうと思って自宅(会社)で今日できるもんじゃないんだ」と思ってしまいます。

電子証明書の取得がネックになります。
大きな会社ならともかく、個人や零細で電子証明書を持っている人は少ないでしょう。
大きな会社は、税理士を頼んでいますね。
税理士にしろ、電子証明書にしろ、金銭が絡みます。
小さい会社なら、書類を持って走っていくほうが経費がかかりません。

所得税徴収高計算書(9種類)及び納付情報登録依頼のみを利用する場合には、電子証明書は不要です。
電子証明書の取得のページに、(注)として、書いてあります。

源泉所得税の申告だけなら、電子証明書は必要ありません。

源泉所得税は、会社が社員から預かっている税金です。
サラリーマン側から見れば、給料から天引きされている税金です。
会社はネコババしているわけではなく、ちゃんと税務署に申告して納めています。

電子証明書が必要ないと、次の開始届出はインターネットでできます。
直ちに、利用者識別番号取得。
ソフトのダウンロードも初期登録も大した技術がいるわけではありません。

ただ、全体的に不親切なサイトですが、それでも毎年改良されていると思います。
Web-TAX-TVでは、小芝居の動画説明です。

それでも確定申告などは、税務署へ出向きます。
電子証明書に支払う経費より安価だから。

e-Tax を利用して、確定申告書の作成もでき、そのままプリントアウトして提出します。
手書きするよりも、楽に仕上がります。
書き損じの心配もありません。
記入しなおしてプリントアウトすればいいことです。

便利に申告できる、っていうことの裏には、市民の税金から給料が出ている公務員の削減や、削減せずとも他の人的な働きが必要な部署への転換もできます。
もっと基礎には、税金は自己申告! というのがあります。
ほとんどのサラリーマンは、忘れているかもしれませんが。

個人の確定申告にも、国税庁のHPを利用しています。
「確定申告書の作成コーナー」を使うと、手書きすることなく作成できます。
こちらも、プリントアウトして、税務署まで走ります。

またのご来店をお待ちしております。

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