2011年4月14日木曜日

東日本大震災の影響が……

いらっしゃいませ、薬屋です。

東日本大震災、その後の東京電力福島第一原子力発電所の事故。
遠く離れた田舎の薬屋にも影響が出始めました。

東北地方に工場があって被災した製薬会社が何社かあります。
別工場にラインを移して生産に入るようです。
原材料や容器の入手が困難になった製品もあります。
この場合は、生産量が著しく少なくなります。
震災の地域に多くの物資を提供するために、市場の流通が少なくなる製品もあります。

金曜日に入荷予定の定番品は、木曜日の朝11時までに発注します。
その中に、発注停止になっている商品がありました。
問屋の在庫がなくなり、メーカーからの供給が困難なための問屋の対応でした。

同じ用途の別の製品を手配しました。
市販品は、このようなことができます。
医療用医薬品(病院向け医薬品)では、そういうわけにいかないものもあります。

日本はひとつの国です。
国内ですべてのことが完結するわけではありませんが、ひとつの地域に影響が出ると、全国的な影響が出ます。

ひとつの国のひとつの地域。
その中のひとりひとりが、日本中の経済に影響を与え、田舎の薬屋もその輪の中に入っています。
どの地域が被災しても、どの分野が欠けても、全国に影響が出ます。
CMで流れているように、一人一人がつながっています。

欠品もございますが……
またのご来店をお待ちしております。