朝のニュースで、舘ひろしさんが禁煙に成功したと聞きました。
TV-CMでも宣言していましたね。
40年の愛煙家だったそうです。
薬剤師会のとある会合で、集まった10人のうち5人が喫煙者でした。
タバコの害も十分に勉強しているのに。
・喫煙可能な場所でなければ、喫煙はしない。
・歩きタバコなどもってのほか。
・レストランなど喫煙席でも、同席者が食事中は喫煙しない。
・喫煙は灰皿のある場所で。
・携帯灰皿を持ち歩く。
喫煙者もそれぐらいの配慮はしていただきたいです。
その程度の配慮もできないようなら、禁煙をしてください。
喫煙者は肩身の狭い思いもしているのでしょうが、健康な人をときに不健康にし、周りを不快にさせることもあります。
タバコは凶器にもなります。
人に迷惑だけでなく、危害を加えてしまう前に、禁煙しなさい。
歩きタバコは、それぐらい危険行為です。
ポイ捨てなんてもってのほか。
火事で財産を失うのがあなただったら、それでも捨てられますか。
都会では、そういう行為も減ったのでしょうが、田舎ではまだ見かけます。
困ったことです。
タバコは、ニコチンの薬物依存ではなく、精神的依存があります。
ニコチンが切れたら、いらいらするといいます。
でも、一世を風靡した禁煙パイポなどは、口寂しさを紛らすのに功を奏します。
もっと雰囲気がでるのが電子タバコです。
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ニコチンの依存は、ヘロインと同等ぐらい。
やめようと思ったら、禁断症状は覚悟したほうがいいです。
幸いにして、麻薬とは違い、ニコチン置換するためのガムやパッチがあります。
パッチよりもガムの方が、口が動いている分、口寂しさがないのではないでしょうか。
タバコをすいたくなったら、「歯を磨く」「飴をなめる」など、口を動かせることが気分転換になるのですから。
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二コレットを使用する場合は、まず薬剤師・登録販売者に相談してからです。
普通のガムとは噛み方も違えば、使用法、注意事項なども説明したいことがたくさんあります。
説明しない薬屋に入ってしまったときは、説明を求めればいいのです。
説明できない薬屋なら、ピンチのときの相談者にはなれないと思ったほうがいいです。
そこで買うなら、自己責任。
自分で勉強して、対処するしかありません。
心筋梗塞などで禁煙を言い渡された人は、まず医師に相談を。
直近に(3ヶ月以内)心筋梗塞を起こした人は、二コレットの使用はできません。
主治医への相談や禁煙外来受診をお勧めします。
そういった医学的なことから、入れ歯の人は、ガムがくっつくこともあるといったことまで、薬屋は情報を持っています。
クールミントタイプは特にくっつきやすいという使用者の報告もありました。
医薬品の購入に関しては、価格だけが価値ではありません。
「タバコを吸う」という習慣から離脱できた後は、ニコチンからも離脱しなければなりません。
ガムやパッチでニコチンを補っていますので、ニコチンの禁断症状は緩和されていますが、ニコチン中毒からは脱していません。
徐々にニコチンを減らしていかなければなりません。
禁煙が成功したあとは、ニコチンを摂取しなくなた影響として、太る人がほとんどです。
禁煙相談ができる薬屋は、そのあとの太ること、ダイエットや運動の必要性、生活習慣病についての注意喚起も説明できることでしょう。
それが、田舎の薬屋とネット販売の大きな違いだと思います。
田舎の薬屋がドラッグストアに脅かされながらも生きていく術でもあります。
さあ、マナーが悪い喫煙者!
禁煙しましょう!
またのご来店をお待ちしております。
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